野球部 大きな一勝

 第13回全日本少年春季軟式野球北海道予選会・第18回北海道中学校軟式野球選抜大会が、網走市・美幌町・小清水町を会場に9日(土)から3日間の日程で始まり、本校野球部も出場しました。

 1回戦の相手は石狩代表。後攻の潮見中は2点ビハインドで最終回の攻撃へ。ランナーが1人でも出塁すれば…。その願いが通じランナー2・3塁のチャンス。監督はスクイズのサイン。打者は期待通りしっかりとバントを決め3塁走者がホームインして1点差に。ここからドラマチックな展開へ。補給したピッチャーが1塁に送球している間に、2塁走者が一気にホーム目掛けて激走。捕手への送球と2塁走者のスライディングがきわどいタイミングに。クロスプレーの判定はセーフ。ベンチ・応援の保護者席も大喜び。監督の采配はツーランスクイズでした。それを見事に実行した選手たちの集中力がすごかったということです。そして試合は延長戦へ。延長はタイブレイク方式による試合となりました。8回表の相手の攻撃を何とか無失点で切り抜け、裏の攻撃に。満塁のチャンスとなり、ここでもスクイズをきっちりと決め勝負あり。2点差を逆転し見事勝利し、全道大会の初戦を突破しました。

 翌日の2回戦は、旭川代表との試合。ヒット数で相手を上回るも、大事なところでの失策が重なり、敗戦となりました。試合後の選手の悔しがる姿を見て、今後がますます楽しみになりました。野球部員のみなさん、お疲れさまでした。