美術の授業はICTの二刀流

 美術室の前方には、テレビとプロジェクターが常に配備されています。この日は、3年生の授業でした。テレビには教科書の写真が投影され、スクリーンにはプロジェクターから映し出される授業内容の画像や映像が次々と。まさに二刀流。

 スクリーンには、彫刻家の作品が4つ映し出され、「それ、見たことある」「漫画に出てきた」など、生徒が授業へ吸い込まれていく瞬間でした。「4つの建造物、高い順番に並べよう」との課題に、自然と隣同士で意見交換がはじまります。「一番はこれでしょう!」「いや、こっちじゃない?」と話をしながらの学び合いが行われています。

 授業の最後は、今日の学びの振り返り場面。一人一人が真剣に向き合い、シャープの音だけが聞こえる、協働学習と個別学習の切り替えがしっかりできる姿がありました。

 

 

 

 

 

 

 教室の後ろ行くと、生徒の作品が展示されていました。けっこう、手の込んだ作品がずらり。立体感を出す工夫や細かな彫りが大変だっただろうな…と思いながら眺めていました。